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精神科の薬剤師として
水口病院 薬剤師

私は平成20年に中途採用として水口病院に入職しました。中途採用ということで、右も左も分からない状態でしたが、薬局のスタッフを始め、様々な他職種の方に助けてもらい、今では業務にも慣れ、何とか独り立ちできています。この病院は、他職種との連携がとてもできている病院だと感じています。

薬局業務においては、入職時は外来・院内調剤に追われる毎日でした。しかし、この3年間で、院外処方への移行や全自動分包機の入れ替えなどが行われ、調剤業務に関しては、院内調剤と関連施設の調剤が中心となり業務軽減がされました。その代わりに始まった、薬剤管理指導業務においては、患者さんのために、薬剤師のできることはあるということを実感しています。精神科においては、服薬アドヒアランスを高く維持していくことが大切です。患者さんに薬を服用する必要性や意義などについて説明をしていくことが重要になります。また、副作用のモニタリングも重要な役割の1つです。薬には副作用がつきものですが、精神科においてはこの副作用が、服薬アドヒアランスを低下させる要因でもあるため、早期の段階で、発見・介入が大切になります。このようなことをふまえ、患者さんのためになるように薬剤管理指導業務を頑張っています。

私はどの診療科においても、薬剤師がやることは根本的には変わらないと考えています。すなわち、「薬」を抜きにしては何も出来ないからです。精神科においては、「薬」抜きでは治療が成り立たないことが多いにも係わらず、精神科に従事する薬剤師が少ないのが現状です。これは、少なからず大学からの偏った情報や、悪しき風習である偏見などが一因ではあると思います。しかし、今は、薬物療法が発展してきており、治療も大きく変わってきています。誤った情報に惑わされることなく、医療者として、患者さんのために働きたいと思っている方がみえれば、共に働きませんか。そのような「仲間」がみえることを待っています。